美容外科レポート 〜ヒアルロン酸注入〜
『プチ整形』って言葉は知っていても、何が『プチ整形』なのか知らない人も多いはず。それもそのはず、プチ整形には「これがプチ整形です」というキマリがないんです!
じゃあ、何がプチ整形なのかというと、美容医療の技術の中で、手術と比較して体に少ない負担でかつ短時間で行え、効果を実感し易い治療の事を、ひとくくりにして『プチ整形』と呼んでいることが多いようです。

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プチ整形とは、メスを使わずに、鼻筋や口唇、顎、輪郭などの形の一部分を変えたり、注射1本で筋肉の動きを弱め、しわを改善する処置を言います。
種々と比べ痛みが少なく手軽に行えるため、従来の美容治療に対する垣根が取り払われ、現在、非常にたくさんの方が体験しています。

タカミクリニック南青山
院長 高見洋先生
 
鼻のプチ整形(隆鼻術といいます)では「ヒアルロン酸」が多く使われています。
「ヒアルロン酸」は人の体の中にある水分を豊富に含んだゲル状の組織で、皮膚や関節の潤滑液(関節液)などに含まれています。もともと、人の体内にある組織ですから体への害も一切なく、半年から1年かけて徐々に体内に吸収されていきます。
「体内にある組織」といえば化粧品などでよく耳にする「コラーゲン」のほうが馴染み深い人も多いと思いますが
「コラーゲン」は体質によってアレルギーを起こす場合があります(3%程度)が、「ヒアルロン酸」にはその心配が少なく、アレルギーテストのいらない手軽さもあって多く使われているのです。
あいち美容クリニック
院長 近藤哲志先生

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自分のイメージや疑問に思っている事を、ドクターに伝えて下さい。分からない事があったら妥協せず、納得いくまで話し合って下さい。
手軽な治療とはいえ医療行為です。痛みに弱い人には、テープ状の麻酔を貼り、麻酔薬を浸透させます。5分位すると痛くはないけど、貼った所からピリピリとした感じがしてきます。
その後、麻酔薬が浸透するまで30分〜1時間程、待ちます。ドクターによっては、この間に注入する部位にマーカーで書き込む場合もあります。
 
麻酔をしていても感覚はあります(歯医者の麻酔と同じ)。針を刺す時に“チクッ”と感じ、その後に、“ズン”と鼻骨の上に液が乗っかってくる感じがします。
※痛みや感じ方は体質によって異なりますので、事前のカウンセリングで充分話し合って下さい。
注射の出血が止まるまで、数分間、押えて待ちます。また、それと同時に鼻の形を整えます。
ヒアルロン酸は、安定するまでの数日間、手で形が作れるほど柔らかいので、気になるかも
しれません。術後のケアは医師の指示通りにして下さい。
(写真提供:青山エルクリニック)
 

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ヒアルロン酸を使った隆鼻術は、数分間(麻酔時間は除く)で行える手軽な治療ではありますが、れっきとした医療行為です。注射直後は多少の腫れも伴いますので、受ける前にはしっかりカウンセリングで話し合う事が大切です。

青山エルクリニック
院長 杉野宏子先生
鼻を高くする
深い陰影がつくのではっきりとした印象が与えられます。ヒアルロン酸で鼻を高くするのは、もうお馴染みの治療のひとつになってきましたが、持続効果も長くなってきたのが特徴です。 ただし、その方の皮膚の伸びによって注入で きる量も、また、できあがる形もちがいます。

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